書初め

明けましておめでとうございます。介護老人保健施設 向陽りんどう苑です。
この度は当ブログをご覧いただきありがとうございます。

年初めの行事として『書初め』を行いました。

書初めはもともと平安時代の宮中における「吉書の奏(きっしょのそう)」という行事がルーツです。
江戸時代以降に庶民にも広まり、元旦の朝に初めて汲んだ若水(井戸水)を神棚に供えて置き、その水で墨をすり、恵方(その年の縁起の良い方角)に向かってめでたい詩歌を書いていたことが始まりとされています。
書初めは、書の上達を願うことや、おめでたい言葉や詩歌、または今年一年の目標や抱負を書くことで、行動を新たにするという意味があります。

利用者様は「筆を持つのは何十年ぶりや」「上手く書けるかなぁ」などとお話をしながら、筆をとり、心を込めて書いていました。

今年も皆様が健康で楽しい1年を過ごしていただけますよう、季節に合わせた行事を企画していきたいと思います。

作業療法士 M.S